コットン、ビスコース、リヨセル、パルプとレーヨン、ポリエステル混紡、そして「バイオベース」と読める包括的な表現。これらが洗顔タオル製品ページ121件で見つかった素材表示です。うち81件は、繊維として記録できる程度に具体的な名称を示していました。

比率まで示したのは44件。言い換えれば、3ページに2ページは素材の系統まで分かり、3ページに1ページは処方まで分かります。

表記が役立つところ

パネルで最も明確な例は Renbe の英国ページです。商品説明はタオルが竹由来のビスコース製だと述べており、原料とそれがなった繊維の両方が分かります。この区別が重要なのは、「竹」だけでは植物を指し、繊維を指さないからです。同じ店は30枚箱・60枚箱・8枚入りトラベル箱を販売しており、いずれのページもシートの仕様は揃えたまま形態だけを変えています。

Fomin は別のやり方で似たことをしています。iHerb の竹表記のvariantは標準版と製品コードが異なるため、発注書でも区別できます。一方 Clean Skin Club の竹variantは製品タイトルにあるものの繊維の識別情報が付いておらず、当方はその語の意味を推測せず「未指定」として記録しました。

名称が伝えないもの

ビスコースは木材パルプからも竹パルプからも作られ、出てくる繊維はいずれもビスコースです。「植物繊維」と書かれたページは原料の区分を示しただけで、工程については何も述べていません。「コットン」と書かれたページは系統を示しただけで、等級・繊維長・他の混紡の有無は分かりません。

仕様を書く買い手にとって、この空白は後でコストになります。承認サンプルが70/30の混紡で、発注書が「ビスコース/ポリエステル」なら、2つの文書は同じ製品を記述していません。比率は繊維名の隣、仕様行に置くべきで、販促の段落に置くものではありません。

この記事が言っていないこと

これらは販売者の説明であり、理化学的な組成ではありません。当方はいかなるサンプルも試験しておらず、繊維名を記したページがそれを証明したページでもありません。また121件中81件はカテゴリの開示率ではなく、選んだパネルのページが閲覧日に表示していた内容です。繊維名を記したページと比率を示したページは別々に数えています。